【人を育てる-“I am a teacher”という言葉に魅せられて】 真鍋俊明 滋賀県立成人病センター総長・京都大学名誉教授 

2015年12月21日

【人を育てる-“I am a teacher”という言葉に魅せられて】
真鍋俊明 滋賀県立成人病センター総長・京都大学名誉教授 

【人を育てる-“I am a teacher”という言葉に魅せられて】
真鍋俊明 滋賀県立成人病センター総長・京都大学名誉教授 

師匠より謹呈された講演録。その中には時代をこえて、病理医に限らず医師が共有すべき思想が書かれています。

 
病理診断学をこれから学ぶ、あるいは既に病理専門医となっている医師も知っておくべきこと。
 
1.定義、概念(definition)と同定法(identification):
診断に対する基準(criteria)を理解する
   共通因子(common denominator)
   特異性(specificity)
   感度(sensitivity)
2.病変に生涯と多彩性(chronology)と多彩性(variability)があることを理解する
3.常に鑑別診断を考える
4.診断への鍵(diagnostic clue)を知る
5.臨床・病理相関をつける習慣と知識を知る
6.技術、能力の限界を知る
7.診断に際して『疑わしきは罰せず』の消極的姿勢とあわせて『疑わしきは明らかになるまで検索する』の積極的姿勢をとる(100%の病理学)
8.組織診断と疾患の診断は違うことがある

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