DOUBLE HEAD MICROSCOPE 

2019年04月04日

DOUBLE HEAD MICROSCOPE 

DOUBLE HEAD MICROSCOPE 

この春、熊本大学医学部附属病院は熊本大学病院として新たにスタートしました。ちょうどこれと機を同じくして、2台の顕微鏡が同時に二人が鏡検できる double head scope となり、助教から教授に至るまでの病理診断科教官スタッフ6名全員の顕微鏡の double head への移行が完了しました。多くの施設では病理医が壁側に顕微鏡を向けて鏡検して病理診断を行っています。つまり、他の同僚や研修医、専攻医、学生、質問や相談に訪れる臨床医に対して『背を向けて』仕事を行っています。もちろんこれはスペースの制約などもあり、致し方ないところもあるのですが、私達はこれらの人たちに向き合いたいと常に考えています。そして、double head scope にすることによって、いつでもすぐに一緒に顕微鏡を覗きながら『対話』することができます。従って、この顕微鏡は我々の理念を体現しているといえます。
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